2月24日,火曜日.曇り.
2月19日に引き続き,今日も仙洞寺山林道で調査を行いました.
礫岩と凝灰岩の境界部分です。写真左側の黒っぽい部分が凝灰岩、右側の白っぽい部分が礫岩です。この写真では礫はわかりにくいです。
凝灰岩は層状で、風化していない部分は青緑色です。
凝灰岩の地層の中に礫岩が見られることもあります。
まだまだ風は冷たいですが、植物は春の準備を進めています。
前回は見られなかった小さな虫もいっぱい飛んでいました。春が近づいているのを感じました。
(地質担当学芸員 河尻)
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。