博物館のお仕事を見る(共和小)

今日午前中、一番近い小学校である市立共和小学校から6年生7名が来ました。キャリア教育の一環として、仕事の現場を見学する総合的な学習ということで、博物館を選んでくれた生徒さんたちです。博物館の概要をお話しした後、早速仕事の一つを実地でお見せしました。

次の企画展のポスター・チラシの校正戻しです。印刷屋さんは突然の見学者に驚いていましたが、おそらく生徒さんたちが予想していなかった博物館の仕事の一端を見せられたと思います。
続いて、今日はさがみはら動物標本クラブの活動日だったので、ちょっと生々しいはく製製作の現場を見せています。

実物の標本(=死体)を目の前にちょっと緊張気味です。でも、博物館ではなぜこうした標本を集めるのかということを丁寧に説明したので、作業の意味合いなどもしっかり受け止めてくれたようです。
動物の後は植物です。ハーバリウム(植物標本庫)に行って、5万点以上の押し葉標本の収蔵状況や、標本が内包する情報の意味などを説明しています。

生きものや博物館に興味を持っている生徒さんばかりのようで、とても熱心に話を聴いてくれました。
(生物担当学芸員 秋山)

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