SSH天体観測会

神奈川県立神奈川総合産業高等学校からの依頼を受けて、今夜、SSH天体観測会で星の話しをしてきました。
SSH?
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)のことです。
SSHは文部科学省が平成14年度から取り組んでいる事業で、“国際的な科学技術系人材を育成することを目指して、理数教育に重点を置いた研究開発を行う”ことを目的に、各々の目標に沿って様々な活動を実施しています。
現在、全国で178校が指定を受けており、神奈川総合産業高等学校は県内で初めて平成21年度に指定を受けて、地域の学校との連携事業、海外研修、最先端企業への訪問などなど、非常にバラエティーにとんだ活動を実践しているようです。
今回のSSH天体観測会では、父兄の方や、学校の近隣にお住まいの方を含めて86人の受講生を対象にして、主に星空の見上げ方などについて小学校4年生の理科で学んだことの復習?といった感じのお話しでしたが、いかがでしたでしょうか?(あっ!!そう言えば、今日の講演についてのアンケート調査があるみたいなのですが、、、結果が気になります。)
曇っていたため、残念ながら天体望遠鏡を用いての観測はできませんでしたが、天文・宇宙に目を向けて、星空を見上げる楽しさや、いつかJAXAや博物館などで仕事をする人材が今日の受講生の中から誕生するきっかけになれば嬉しく思います。
(天文担当 有本)

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