野みちを歩いて見つけたもの

今日は午前中、はっきりしないお天気。霧雨がずっと降っていました。
カイコも繭の中で変態中だし、ブログもちょっと書き込んでないなあと考えていたら…、
少し前の写真ですが、こんなときにとっておこうと思っていた写真があったのを思い出しました。
120608飯田11S
6月のある日、長野県の飯田市へ出かけました。絵に描いたような野みち。五月晴れの下で気持ちの良いお散歩を楽しんでいたら、地面を動くものになにか違和感を憶えました。
顔を近づけてみて、びっくり。
120608飯田13S
ピンクのバッタ!!
驚いて同行のムシ好きの友人に教えると、「たまにいるんだよね」とさほど驚いてもいないようす。どうやら、ムシ屋さんの間ではけっこう知られていることらしく、亜成体のバッタ類ではたまに見られるそうです。写真の個体はヒナバッタの仲間とのことでした。
それにしても、どピンク!!植物の茎で、薄紅色というのがよくありますが、そういったものを意識した保護色?いや、それにしてもこんなにはっきりとピンク色なのは…。生きものの世界、わからないことだらけです。
(生物担当学芸員 秋山)

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