かさ袋で

7月22日(日)にJAXA連携企画展「宇宙科学の先駆者たち」関連ワークショップを開催しました。
ロケット関連で、室内でもできるワークショップをいろいろと考えていたときに、JAXA宇宙教育センターで行っている“かさ袋ロケットを作って飛ばそう!”を知り、当館で初めて実施することにしました。身近にある材料を工夫をしながら組み立てて、ロケットの仕組みを学ぶという内容です。
ちょうど1日前に、国際宇宙ステーション補給機こうのとり3号機が打ち上げられたこともあり、まずはエントランスホールのモニターでロケット打ち上げシーンを見てから、特別展示室に移動して企画展で展示されているペンシルロケットの実物を観覧しました。
ロケットの形状を覚えた後は工作です。
まずは、かさ袋に空気を吹き込んで膨らませた状態のものを飛ばして、どっち向きに、どういう角度で飛ばすと飛びやすいか? など、飛ばし方やその飛ぶ様子を観察します。
まずは
次に、一工夫(^_^)
工作
先端を重くしたり、尾翼の取り付け位置など、保護者の方も一緒になって微調整しました。
すっかりロケットらしい形に完成した、それそれの自信作の発射です。
それ!
それ!!
投げる練習をした後、距離と正確性に挑戦しました。
3回実施したワークショップに参加していただいた子ども42人が、それぞれ2回ずつ投げ、最長は12.6mを記録しました。
記録
保護者の方にも挑戦していただきましたが、ザンネンながらこれを上回る記録はでませんでした。
父兄も
また、的当てでは6年生の女の子が見事に的中させて、参加者みんなから大きな拍手を受けていました。 スゴイ!!
ヒット!
第3回目には、何とスペシャルゲストにイオンエンジンの開発をしているJAXAの細田さんに急きょ参加していただくことになりました。 …って、たまたま企画展を見に来てくださっていたところを(無理矢理?)会場へご案内しちゃったんですけど、、、(^_^;)
スペシャルゲスト
“失敗することを恐れない” “技術”と“技能”が必要などなど、子どもはもとより保護者の方たちにとっても、とても参考になるお話もしていただきました。
こんなサプライズがあるのも、当館のお隣にJAXAがあるおかげですよね。今回、ご協力をいただきましたJAXA宇宙教育センターの皆さま、細田さん、いつもありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いします。
追伸
保護者の皆さまも一緒に(子どもには負けじと必死に)なって、普段使わない肩を酷使してしまった方もいらっしゃったのではないでしょうか? 2日後の肩こり、筋肉痛にご注意ください。でも、この痛みって夏休みのいい思い出になったのでは(^_^;)?
(天文担当 有本)

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