博物館の中庭へ久しぶりに出てみました。
出足の早い冬芽が芽吹きかけています。ミヤマガマズミの花芽と葉芽です。
こちらも、花芽発見!カザグルマはどんどんとつるを伸ばしていました。
足下では、フッキソウがたくさん花を付けています。
今年は見落としませんでした。ヤブレガサの芽生えです。去年は気付いたらもう葉が展葉していて、妙に悔しかったのを思い出します。これから雪男のような毛むくじゃらの葉芽がニョキニョキと出てくるはずです。
日常の中にあるこうした静かな季節の動きほど見落としがちなので、また気をつけて見ていきたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)