共通実習3日目。今日は自然系資料の取り扱い、人文系資料の取り扱い、資料の梱包を行いました。
それぞれ担当学芸員から説明を聞いた後、実際に資料を扱いました。
自然系資料の取り扱いでは、押し葉標本の作成を行いました。ボランティアの相模原植物調査会の丁寧な指導の下、標本を作成しました。
人文系資料の取り扱いでは、掛け軸や巻物の取り扱い方を学びました。担当学芸員の厳しい視線の中で資料を扱うのは緊張します。簡単そうに見えますが、両端をそろえて巻くのはかなり難しいです。
資料の梱包では、土器の梱包に挑戦しました。できるだけ少ない梱包材で、資料が破損しないよう、かつ、資料に負担をかけないように工夫して梱包します。
どんな資料を扱うにしても、資料のことを熟知し、資料のことを第一に考えなければなりません。実際に資料を扱うので、昨日の展示解説とは違った緊張感の中で実習が進められました。
今日で共通実習は終了です。今後は、歴史・民俗・生物・地質・天文の専門分野に分かれて、残りの6日間の実習を行います。内容はもちろん日程も分野によって異なります。どんな実習が待っているのでしょうか?
歴史・民俗・生物・地質は展示製作を行い、実際に特別展示室で9月16日から10月28日まで展示する予定です。
(地質担当学芸員 河尻)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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