2つの殻

今日は博物館の敷地内で見つけたものを2つ紹介します。
1つめはこれ。ぱっと見てなんだかわかりますか?
カマキリから
そう、カマキリの脱皮殻です。
人間のような脊椎動物は、骨で体を支えていますが、昆虫の場合、外側の殻がその骨にあたります。骨で囲われていると、体を大きくする事ができないので、こうやって脱皮をして大きくなるのですね。
カマキリからアップ
アップにすると、実に細かいところまできれいに抜けているのがわかります。
2つめは、これ。
カブトムシから
なんとも無残な姿になってしまったカブトムシ。
カラスにでも襲われたのでしょうか。
多いときには4個体分くらい落ちていました。
犯人が誰にせよ、あまり味を占めると、カブトムシが減ってしまわないか心配です。
幸い、その後、それほどたくさんの死骸はみかけません。
でも、どんな味がするんでしょう?樹液をなめているから、甘いのでしょうか?食べてみる勇気はありませんが…(学芸班 木村)

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