有害生物調査

今日は有害生物調査のトラップ交換をしました。
有害生物といっても、人間に有害な生物ではなく、博物館資料に害を及ぼす生物のことです。
トラップはエサのないゴキブリホイホイのような物を仕掛けたり、

特定の虫が好む匂いで誘導して捕獲するフェロモントラップや、
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誘蛾灯を仕掛けたりして、有害生物が進入・発生していないか調査します。
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また、収蔵庫の空気中のカビついても調査します。
これは、空気中のカビを調べる機械です。
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トラップの設置や捕まった虫の種類を調べたりするのは専門の業者にお願いしています。
博物館は資料を永続的に保管し、後世に伝えることが使命の一つですので、資料をできるだけ良好な状態で保管できるよう努めています。
(地質担当学芸員 河尻)

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