本日オープンした松原巖樹生物細密画原画展「図鑑の生きものいっぱい」のオープニングイベントとして、ご本人による絵とおはなし会「描いて学ぶ、生きもののカタチ」が14時から行われました。松原さんの優しい語り口にみなさん引き込まれています。
じつは今、松原さんは腰の病気と戦っておられ、冒頭はそのお話を骨格図を描いて説明されました。生きもの画家の真骨頂ですね。
首の骨の数から見た哺乳類のカタチのおもしろさ、実際に観察したものを描くという生物細密画のお話から、昆虫の体のつくりのふしぎにお話がおよびます。質問の時間には、なんと、松原さんにも苦手な生きものがいたことなど、なかなか聞くことのできない楽しいお話が続き、時間はあっという間に過ぎました。
終了後、ほとんどの方が展示室へ行かれました。お話の後に見る原画作品はまた違った奥行きが感じられたようです。
この企画展は5月31日まで開催されます。ご来場お待ちしております。
(生物担当学芸員 秋山)