18日は午前中、子どものための博物館、MACHmit!を訪問しました。
幼児から小学生の元気な声が響く館内は、古い教会を利用した趣あるつくり。最初にヴンダーカマー(驚異の部屋)で館長のマリーさんからガイダンスを受けます。子供たちが生涯、博物館を楽しんでもらうための扉を開くための博物館というコンセプトに感銘を受けます。
そして毎年ほぼ全館リニューアルする展示の今年のテーマが、子供の権利。真っ正面から子どもの権利について紹介され、幼児から(!)発達段階にあわせて教育プログラムが組まれています。
もちろん、子どもたちが体を使って楽しめる仕掛けやクラフトコーナーもたくさん。
ドイツも、子どものための、というと科学館が多いそうです。そんな中、異色の博物館とのことですが、隅々まで子どもたちへの配慮と愛情が行き届いた館内の雰囲気にとても感動しました。
(生物担当学芸員 秋山)
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プロフィール
神奈川県相模原市中央区にある市立博物館です。1995年に開館して以来、相模原の歴史や自然を扱う総合博物館として市民に親しまれ、2019年には入館者数が300万人を超えました。また、2010年7月には、小惑星探査機「はやぶさ」の、2021年3月には後継機「はやぶさ2」の再突入カプセルの世界初公開を行うなど、お向かいにあるJAXA相模原キャンパスとの連携も深めています。
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