ハツリグモ増殖

昨日、博物館の前の植え込みを眺めていたら、ハツリグモの網があるのに気づきました。

これがその写真…わかりませんね(笑)。

この赤丸をつけたところ。枯葉が見えますが、クモはこの中に隠れていて、周りに円網があるという変わった網です。網に葉を吊るので、この名がつきました。

脚だけ見えています。

餌が掛かった時や、網の補修の時は出てきます。かなり赤い体色をしたクモです。

背面はこんな感じ。体長は1cm前後。赤い体色です。

周辺を見回すと「あ、そこにも!ここにも!」という感じでいました。以前からここにいるのは知っていましたが、今年はどうやら「当たり年」のよう。何が原因かわかりませんが、生き物を見ていると、毎年様子が違うので飽きません。(学芸班 木村)

カテゴリー: 学芸員のひとりごと パーマリンク