今日はミウィ橋本で「さがみはら環境まつり」が行われました。
博物館からは生物担当の秋山が参加。著書「ときめき昆虫学」でたくさんの潜在的な生きもの屋の「虫スイッチ」を押し続けているメレ山メレ子さんのトークショーにご一緒させていただきました。
知的なふつうのOLといった風情のメレ子さん、それもそのはずで、平日は本当にふつうの会社員です。そんなメレ子さんがどのように虫にはまっていったのか、メレ子さんから見た虫好き、生きもの好きの世界の楽しさ、不思議さなどが語られます。
その後、秋山の虫スイッチが押された状態でトークをバトンタッチ。実物の生きたカイコを会場に回しながら、カイコの授業の冒頭を体験していただいたり、農業としてカイコを育てることの意味、そして野生のクワコとの相違などについてお話しました。そして最後はトークセッション。秋山とメレ子さんでさらに虫屋話を展開しました。
きてれつな虫屋の生態を通して(?)生きものを見つめ、追いかける楽しさが伝わったかな、と思います。
たくさんのプログラムが目白押しの中、この日の虫イベントその2は「クワガタ忍者ショー」です。
アイドル垣原綾乃さんの司会で、クワガタの森を守るためのクイズあり、クワガタ忍者体操ありの楽しいショーに、会場の子どもたちは大喜びでした。
今年も環境まつりは盛況の中、終了しました。
(生物担当学芸員 秋山)