同じ場所で観察していても、年によって見られる種が少しずつ違う、というのはよく経験する事ですが、このオナガグモは実に久しぶりです。通勤路で出会うのは2010年以来です。
オスの成体。このクモは数本の糸を張り、そこを伝って来る他のクモを捕食する事で知られています。
真っ直ぐ伸びると、とてもクモとは思えません。
ぐんにゃり曲がっているのは腹部。でべそのように出っ張ってるのは糸いぼです。
やっぱりこういう変な奴がいると、クモという生き物の多様性に触れた気がして、ちょっぴり嬉しくなります。(学芸班 木村)