センサーカメラの映像を楽しむ!生きものミニサロン

今日(1月27日)は毎月第四土曜日恒例の、生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは、「博物館のまわりの野生動物」。エントランスで、博物館お隣の樹林地に仕掛けたセンサーカメラの映像を見ながら解説しました。

いつもと違って館内でミニレクチャー

映像に映っている動物の剥製も登場!

トラツグミ、タヌキ、ヤマシギ、ハクビシンの剥製が登場

無人の自動撮影カメラなので、人間をまったく意識していない映像からは、生々しい野生の姿を垣間見ることができます。それをさらに剥製で確認すると、野生動物の生活のようすを等身大で想像することができます。

タヌキの剥製

最後に、つい昨日の朝(午前7時)撮影された映像をお見せしました。雪の上で食料を探し回る姿と、画面に記録されていた「-10℃」の文字・・身近だけど、厳しい世界に生きています。

1月26日朝に撮影されたタヌキ

来月は2月24日(土)12時からです。お申し込み不要なのでお気軽にご参加ください。

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※2/4は宇宙科学探査交流棟は臨時休館です※2/2~4はJAXA相模原キャンパス宇宙科学探査交流棟オープン記念イベントIN相模原市立博物館

※タイトルのとおり、2/4は宇宙科学探査交流棟は臨時休館です。訪問を予定していた方はお気をつけください。当博物館は通常どおり開館し、オープン記念イベントも予定どおり実施します。(2/4追記)※

もうみなさんご存知ですよね!?

2/2には博物館のお向かいのJAXA相模原キャンパスに宇宙科学探査交流棟がオープンします!

初日は15:30からとのこと。

訪問を楽しみにされている方もたくさんおいでかと思います。

博物館内でも2/2~4の三日間は記念イベントを実施しますので、ぜひこの機会に交流棟と博物館、あわせて遊びに来てくださいね!

まずは記念撮影コーナーを特設!

オレンジスーツを着て記念撮影!

11/23の宇宙フェスタの時にもお目見えしたこのコーナーが、「はやぶさ2」バージョンで再登場します。ご家族、お友だちと、もちろんお一人でも!※都合により「月」バージョンの背景となりました。あらかじめご承知おきください。(2/2追記)

ぜひぜひお気に入りの一枚を撮影してくださいね。(写真は前回のイメージです)

オレンジスーツ記念撮影コーナー(イメージ)

そして、全天周映画「HAYABUSA2(リュウグウ版)」を上映します!(期間中「いきものがたり」の上映はお休みします)

2/2と2/3・4では上映時間が異なりますのでどうぞご注意ください。

それからもう一つの企画が、期間中プラネタリウムをご覧になったみなさんへのプレゼントです。

先着500名様に記念の缶バッジをプレゼントします。先日図案も決定し、現在制作中です。ぜひこの機会にGETしてください(^^♪

みなさまのご来館、お待ちしています!

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雪の駐車場に真っ赤な消防車

降雪の影響で一部閉鎖中の博物館駐車場ですが、あらあら、消防車が・・・。

消防車

博物館が火事!?

いえいえ、年に一度の消防の査察の日だったのです。

査察中

図面通り消火器などがあるかどうか入念にチェック。

査察中その2

およそ2時間がかりで博物館の3階から地下、そして敷地内のあちこちを見ていただきました。

問題なしという結果になりホッとひと安心。

これからも安全に留意して施設管理していきます。

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地質学講座、始まりました

1月20日より地質学講座が始まりました。
今年度は「学びなおし地質学 小学校編」と題して、小学校で学習する地質分野の内容を解説します。
いつもはプレゼンテーションソフトを使って説明しますが、今回は、配布資料とホワイトボードの板書のみ。

毎回、実験を交えて講座を進める予定です。

1月20日の初回は、小学校5年生の単元「流れる水のはたらき」の内容を解説しました。

廃品を利用した簡単な実験装置で、侵食と運搬の様子を観察しました。

扇状地をつくる実験もしました。

小学校で学習する内容といっても、忘れていたり、間違って覚えていたりするので、なかなか侮れません。やはり、時には基本に立ち返って学習することは大切だと感じました。

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博物館のまわりの野生(生きものミニサロン予告)

博物館のまわりは樹林で覆われています。人が入れる場所と入れない場所があり、そうした樹林にはたいてい、野生動物が暮らしています。相模原では、その代表格はタヌキです。

タヌキ

センサーカメラと言って、赤外線センサーで熱を持ったものが通過するとスイッチが入る仕組みになった自動撮影カメラを仕掛けてみると、こんな写真が撮れます。少なくとも、博物館の周りには2頭のタヌキが生息しています。

タヌキ 近づきすぎ!?

ほかにも、こちらは外来生物ですが、ハクビシンもいます。尾が細長いので、すぐに識別できます。

ハクビシン

しかし、市内に広く生息が確認されている特定外来生物のアライグマはこのセンサーカメラでは確認できていません。
もちろん、ネコもいます。

悠然と歩くノネコ

こちらも何個体かいますが、いずれも単独行動です。

模様から判断すると少なくとも3頭は生息しています

写っていてちょっと嬉しいのは、こんな鳥です。ヤマシギという森の中にすむシギです。

ヤマシギ

シギというと水辺のイメージが強いのですが、この鳥は長い嘴を落ち葉や土に突っ込んでミミズなどを捕まえます。しかも 活動時間の多くは夜間というちょっと変わった鳥です。
ほかにもいろいろな動物が写っています。もともとは動画で撮影していて、音声も入っています。1月27日(土)12時からの生きものミニサロンでは、館内でこうした映像や剥製などを使い、身近だけど実際に目にすることが少ない動物たちについてご紹介したいと思います。お申し込み不要なので、どなたでもご参加いただけます!

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先日の臨時休館中、プラネタリウムでは‥(&臨時休映のお知らせ)

各種機器の定期メンテナンスを行いました。
ということは、今のプラネタリウムはコンディションが上々、ということです。
今までとどのくらい違うのか、ぜひみなさんの目で見比べてみてくださいね。

2/2~4は全天周映画「HAYABUSA2」リュウグウ版の上映も予定していますので是非お楽しみに!

同時にドーム内の座席のメンテも併せて実施しました。
すべての座席を取り外して調整&クリーニングを施しました。
ドーム内はあまり明るくしていませんので違いが分かりにくいかもしれませんが、かなりすっきりしていると思います。

また、定期メンテナンス時に判明した不具合などを修繕するため、2/6・7はプラネタリウムを休映し、集中的に修繕を実施する予定です。

2/6・7にご来館を予定されている方はどうぞお気を付けください。

そして2/8以降、より一層調子が良くなっているはずのプラネタリウムで、各種番組をお楽しみくださいね。

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通常開館しています(ただし駐車場は一部使用できません)

昨日(1月22日)は月曜日で休館だったので、今朝、館長以下職員が総出で駐車場などの雪かきを行いました。9時30分から通常どおり開館しています。

駐車場は一面の雪景色

しかし博物館の駐車場は広いので、全体の雪をどかすことはできません。大型車用スペースと通路を確保しましたが、一般車は駐めにくい場所がほとんどです。

職員や警備員さんなど総出で雪かき

お車でお越しの際は、スタッドレスタイヤなど冬用の装備が必要な状態ですのでご注意下さい。
また、博物館のまわりはたくさんの木があります。樹上の雪が溶けて落下しますのでそちらもご注意ください。

駐車場入口のフヨウ

こちらは昨日、降り積もる雪の結晶を撮ってみました。

雪の結晶(1月22日)

雪は美しく、非日常的な風景を作り出してくれます。しかし、博物館も周辺の道路、交通などしばらくは不便な状況が続きそうです。ご理解とご協力をお願いいたします

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学習資料展の出張ミニ展示を市立図書館で開催!

現在、博物館では学習資料展「ちょっと昔のくらし13~ジイジ・バアバ、パパ・ママの子ども時代~」を開催中です。
この学習資料展は、昭和30~40年代初め頃(ジイジ・バアバの子ども時代)と昭和50年~60年代初め頃(パパ・ママの子ども時代)の2つのブースをタイムトンネルで分け、各時代の教室風景、家電製品、おもちゃなどを展示しています。

学習資料展ポスター

そして、1/16(火)から学習資料展の出張ミニ展示を、淵野辺駅そばの市立図書館にて開催しています。
1/16の午前8時30すぎから展示作業にとりかかり、開館する9時半までに展示品を列品し、10時前にはパネルの設置など完了しました。

パネル設置中です

この出張ミニ展示では、昭和30年代と50年代の小・中学校の教科書、昭和30年代以降の音響機器の変遷などを展示し、関連する学校風景写真やソノシート、レコード、カセットテープなど大人の方には懐かしい、子どもにとっては珍しいものを展示しています。

展示完了後、さっそくお客様が観覧

また、昭和30年代と50年代の流行名前に関するクイズもありますので、ぜひ予想してみてください。
その他、市立図書館スタッフによる昔あそびの紹介展示もあります。

流行名前クイズ・・・正解はパネルをめくってのお楽しみです

この出張ミニ展示は、博物館での学習資料展同様2/25(日)まで開催しています。博物館では、1/21、2/4、2/18の日曜日に、博物館ボランティア「市民学芸員」による昔あそび・道具体験や昔ながらの紙芝居の上演などを行うイベント「チャレンジ体験」を開催しますので、ぜひご家族でご来館下さい。

チャレンジ体験のようす

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花も実もある!

今日(1月16日)は午前中、穏やかな晴天の中、博物館の駐車場に集合してなにやら調査が始まりました。

駐車場に集合

毎月1回、相模原市自然環境観察員制度の有志と、博物館を拠点に活動する相模原植物調査会が合同で行っている「花ごよみ調査」の日なのです。博物館お隣の樹林地の、決められたコースを歩きながら、開花、あるいはつぼみや結実している植物名を記録していく調査です。
それにしても、こんな真冬に咲いたり実をつけたりしている植物なんてあるのでしょうか?
あるのです!!まずは結実、ヘクソカズラです。

ヘクソカズラの果実

ナガバジャノヒゲの株をゴソゴソ探すと、中からこんな美しい宝石のような果実が出てきます!

ナガバジャノヒゲの果実

こちらはまだつぼみもついていませんが、4月にこの樹林を彩るフデリンドウが着実に成長していました。フデリンドウは越年草なので、秋に発芽して、冬の間じっくりと時間をかけて成長します。

フデリンドウ

途中の日だまりでは、オオイヌノフグリが花をつけていました。さらに、この樹林地では数少ないオニシバリ(別名ナツボウズ)が咲いていました。

オニシバリの花

こちらはトキリマメです。この熟した果実と鞘を見ていると、なぜか古代生物アノマロカリスの顔を思い出します。ところでこの樹林では、トキリマメを初めて見ました。継続的な調査をやっていると、なにかしらの「発見」があります。

トキリマメの果実

真冬とは言え、花も実もしっかり記録して、調査を終了しました。

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★吉野宿ふじやで「紙のおひな様」を作ろう★

 

先日、博物館所管施設の「吉野宿ふじや(クリックすると別サイトが開きます)」(相模原市緑区吉野214)で開催予定の「藤野のおひな様」展についてご紹介しました。

吉野宿ふじや外観

今年は2月17日から3月25日まで開催します(期間中の月曜日は休館します)。

この展示の関連事業として「紙のおひな様作り体験」も期間中4回開催します。

2月24日、3月3日・17日・24日、いずれも土曜日、時間は13:30~15:00です。

地元の折り紙サークルの皆さんにご指導いただくこととなっています。

紙のおひな様(イメージ)

紙のおひな様(イメージ)

参加費無料、事前申し込みも不要ですので、初めての方やお子様もぜひお気軽にご参加くださいね!

※吉野宿ふじやは平成29年4月以降、原則として「土日祝日のみ開館」としていますが、当該イベント実施中は火曜~金曜も観覧可能です。

ぜひこの機会に常設展示などもあわせてお楽しみください。

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