そろそろ朝の冷え込みも厳しくなってきましたが、ジョロウグモはまだ頑張っています。ただ、さすがに体を動かすのが大変なのか、網が破れたままだったり、中途半端に張替えたりしています。
アップにすると、右側にはヨコ糸がありますが、左側は足場糸(ヨコ糸を張るガイドになる、粘らない糸)だけです。
網としては不完全ですが、一種の趣きを感じてしまいます。皆さんも、もし時間があったら、朝の逆光に輝く網を観察してみてください。きっと今まで気づかなかったクモの網の姿が見えてくると思います。(学芸班 木村)
そろそろ朝の冷え込みも厳しくなってきましたが、ジョロウグモはまだ頑張っています。ただ、さすがに体を動かすのが大変なのか、網が破れたままだったり、中途半端に張替えたりしています。
アップにすると、右側にはヨコ糸がありますが、左側は足場糸(ヨコ糸を張るガイドになる、粘らない糸)だけです。
網としては不完全ですが、一種の趣きを感じてしまいます。皆さんも、もし時間があったら、朝の逆光に輝く網を観察してみてください。きっと今まで気づかなかったクモの網の姿が見えてくると思います。(学芸班 木村)
先週末で「北里の弟子たち」展が終了し、もうすぐに次の展示の準備に入るのですが・・その合間の2日間だけ確保して、今、特別展示室の調光照明電球を総とっかえしています。古くなって光量が落ちているためです。
電球(蛍光管)を取り替えるには、その下に光を散らすためのスクリーンが設置してあるので、それをまずはずします。このスクリーンも長年の使用でほこりがたまり、黒ずみ、室内の明るさが保てなくなっているため交換します。電球交換と合わせて、必要以上に光度を上げなくて済むようになるため、結果的に電力使用量が抑えられます。さらに
搬入口につながる荷解き室の照明を、LED化する作業もしています。従来は水銀灯だったので、これもかなりの節電になります。ほかにも、展示用のスポットライトのLED化や、通常の蛍光管を使用していた部屋を節電効果の高いHf蛍光管に替えるなど、省エネ対策を進めています。常設展示室や、特展室の調光システムなどはすぐにLED化するには膨大な経費がかかるため、今後の課題となります。でもこうして、できるところからではありますが、博物館も省エネを進めています。
(生物担当学芸員 秋山)
10月25日から開催しておりました「北里の弟子たち」は11月16日を持ちまして終了いたしました.多くの方にご来場いただきました.ありがとうございました.
今日は展示の撤収作業です.
梱包した資料は箱に入れ,美術品専用のトラックに積み込んで北里研究所まで運搬します.
展示資料や解説パネル等もすべて搬出され,広々とした空間になりました.
数日かけて作った展示も,撤収作業は1日かかりませんでした.毎回思うことですが,展示資料がなくなった後の展示室は,とても寂しい感じがします.
(地質担当学芸員 河尻)
2日間の濃密な市民活動の発表会、学びの収穫祭が終了しました。今日も口頭発表会では多岐の分野にわたる発表が繰り広げられ・・
リレー式のすばらしい連携で発表したのは民俗調査会Bのみなさん。
展示発表でも引き続き活発な議論が。とくに、若い学生さんの発表のまわりにはいつも人垣ができていました。
そして、展示発表終了の午後4時、ボランティアグループのみなさんで、展示発表のパネルを一斉に1階エントランスへ上げました。
もう毎年の手慣れた作業のため、あっという間に完了。学びの収穫祭の第2ステージです。こちらは1月中旬まで展示の予定です。
今年も市民とともに歩む博物館を象徴するイベント、学びの収穫祭が無事に終了しました。来年はいよいよ開館20周年の節目の年です。どんな収穫祭にしようか、明日から考えていきたいと思います。
(生物担当学芸員 秋山)
学びの収穫祭2日目がもうすぐスタートです!今日も10時から展示発表、口頭発表会はちょっと早めで11時スタートです。会場は地階ですが、エントランスにはこんなお出迎えも!
福の会が整理作業を行っている資料です。展示発表では、実際に羽織れるコーナーもあります!(コアタイムの12:40~13:40)
今日もみなさまのご来場をお待ちしております!!
(生物担当学芸員 秋山)
今日は午後から多くの市民のみなさんや、発表関係者の方々が集まり、学びの収穫祭は大盛況でした。
展示発表の前にはたくさんの人垣ができて、発表者との熱心なディスカッションが繰り広げられました。今年から新たに 、一番近い高校である弥栄高校サイエンス部も参加して、見事なプレゼンを展開してくれました。
ワークショップには親子連れの方ももたくさん参加。
口頭発表会は、若々しいみなさんのすばらしい発表が続きます。
研究というと堅苦しいのですが、興味を持ったことに対して真摯に、そして熱心にそのしくみや理由を追及していくことが研究なんだと改めて気付かされます。
終了後に、交流会を行いました。ルールは一つ。両隣が同じ学校の人にならないように座ること。片側ならOKですが、こうして、他校の人と言葉を交わさずに帰ってしまうということがなくなります。
これが、発表と同じくらい大切な時間です。高校生、大学生、顧問の先生などがそれぞれの活動や関心について楽しくおしゃべり。
新しいつながり、違った側面から自分の研究を見直すきっかけ。そんな大切なおみやげを持って、解散となりました。
明日は2日目。今日とはまた違った市民パワーを目の当たりにできそうです!
(生物担当学芸員 秋山)
今日と明日は「学びの収穫祭」に合わせ「さがみはら宇宙の日」も「昼間の星を見よう!」というタイトルで2日間開催します。
今日見ていただいたのは夏の大三角形を形づくる3つの星、こと座のベガ、はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル。
ちょっと変わった催しと思っていただけたのか、思いの外たくさんの方が参加してくださり、天体観測室は満員の状態でした。
この「昼間の星を見よう!」は明日も正午からと午後3時30分から開催しますので、ぜひいらしてください。(学芸班 木村)
学びの収穫祭の展示発表がスタートしています。お互いのブースを訪れて、活発な議論がすでにはじまっています。
クイズ形式の「さがみはら緑の検定」では、正解数によって初級、中級と書かれた、相模原の植物写真付きのしおりをもらえます。
麻布大学野生動物研からの発表では、本物のフクロウの羽根を触れるかも!
ほかにも地域に根ざした興味深い発表が盛りだくさんです!
(生物担当学芸員 秋山)
学びの収穫祭がいよいよスタートしました。
今日は展示発表からスタートして、12時40分から展示発表のコアタイム(発表者が解説をします)、午後1時40分から口頭発表会があります。
展示発表にはワークショップもあり、楽しい体験コーナーもあります。今年も登場!縄文人!
ぜひみなさん、お気軽にお越しください。
(生物担当学芸員 秋山)