ここにもサクラ咲く

3月29日には相模原市でサクラの開花宣言が出され、4月4日現在、市内の桜並木も日に日に桜色に染まりつつあります。そんな中、博物館お隣の樹林地内で、こんな花を見つけました。

裁断された幹に咲いている花

2月初旬に降った雪によって、樹林地内ではかなりの倒木がありました。そのうちの1本が、ヤマザクラの大木でした。雪の重みによって根もとで割けるように倒れたのです。

ヤマザクラの切り株

それが道路沿いに張られたフェンスへもたれかかってしまい、危険な状態だったため、短く裁断された枝が現場に残されています。その枝から伸びていた花芽が開花したのです。

ヤマザクラの花 通常の花と比べてもなんの遜色もなく咲いています

裁断されてから1か月ほどなので、幹には十分水分が保たれていたのでしょう。ちょっと痛々しくも見えますが、植物の生命力も感じます。
すぐそばのソメイヨシノもあと数日で満開になりそうです。咲き始めからおおよそ1週間で満開、それから見ごろが1週間続きます。春のお天気は変わりやすいので、その間の雨風のたびに「サクラが早く散ってしまう」と心配の声が上がります。しかし、花弁は多少の風や雨、低温などで散ったり、散るのが早まったりはしません。順次咲いていったサクラの花の中で、散るべきタイミングの花弁が風などをきっかけに散っているだけなので、ご安心ください。
(生物担当学芸員)

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わくわくは続くよどこまでも・・・

昨年の夏は「夏休みわくわくミュージアム」と題して、期間中いつ来ても楽しい、何度も来たくなる博物館を目指しました。


改修工事による3か月の休館を経て迎えた今月は「春もわくわくミュージアム」と銘打ち、盛りだくさんのメニューでみなさまをお迎えしました。
3月1日、再開館初日は、3月10日に開催する「春宵 ほしぞらコンサート」の前売り観覧券の発売開始日でもあり、ありがたいことに、開館前から多くの方にお集まりいただきました。

3月3日には5年ぶりの「宇宙フェスタさがみはら」。昨年度の「はやぶさ2寄席」に引き続き登場していただいた落語家の桂福丸さんに、SLIM、XRIXMの両プロマネがそろい踏みという豪華な顔ぶれのスペシャルトークのほか、恒例の「星のストラップ作り」「昼間のプチ観望会」「市民学芸員さんによる宇宙紙芝居」、コロナ収束に伴い再開できた「宇宙飛行士訓練服(レプリカ)記念撮影コーナー」、試行的に実施した「月のレジンチャーム作り」などでまさに宇宙を身近に感じていただける1日となりました。
3月10日の昼間は近代史講演会、夕刻からは地元の女流邦楽ユニット「あさきゆめみし」のみなさまに出演いただき、当館としては初めての「和楽器と星空のコラボ」となるプラネタリウムコンサートを開催。3月12日にはこれも当館初めての試みとなる「プラネタリウムdeベビーヨガ」。

3月16日には相模原市中央区と連携した体験型イベント「宇宙に飛び出せ!中央区こどもカレッジ」。
3月20日には「朗読プラネタリウム Vol.2」。
こうして列記してみると、宇宙をモチーフにした事業が目立ちますが、もちろん別の分野の事業も幅広く開催しました。
ミニ展示もエントランスのそこかしこに。日程の都合でチラシではご案内できませんでしたが、中央区と連携した「花手水」や、「アート」事業もみなさまにお楽しみいただけたようです。


中央区との連携では、3月30日には「おさんぽビンゴ」関連事業として、バックヤードツアーも開催しました。

3月末には企画展も始まり、サプライズで熊の剥製もお目見え。
博物館だけではなく、所管施設でもさまざまな事業を開催し、また、市内施設への出張展示も実施中です。

博物館はみなさまにチラシのタイトルどおりの「わくわく」をお届けできたでしょうか?
さて、春は出会いと別れの季節です。
当博物館でも人事異動により、館長を含めた転出者があり、そして新館長を含む転入者や新採用学芸員を迎えます。
メンバーは替わっても、博物館の目指すポーラスターは同じ。

「わくわく」はこれからも続きます!
令和6年度、そしてそれ以降の博物館にもどうぞご期待ください。

令和5年度、ご来館、ご観覧ありがとうございました。

(館長)

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おさんぽビンゴで‟おさんぽ”

3月30日(土)、中央区役所の事業「おさんぽビンゴで‟おさんぽ”」の一環として、当館のバックヤードツアーを実施しました。

「おさんぽビンゴ」とは、子どもたちに中央区の魅力を知ってもらうために中央区役所が作成したビンゴカードで、区内をお散歩しながらカードに描かれているスポットを見つけて、ビンゴゲームを楽しめるというものです。

このビンゴカードの完成を記念して、小学生以下の子どもとその保護者を対象に、カードに穴を開けながら中央区淵野辺周辺の施設を実際に巡る「おさんぽビンゴで‟おさんぽ”」が開催され、当館も中央区内の魅力スポットとして、‟おさんぽ”の道中でバックヤードを案内しました。

普段は入ることができない博物館のバックヤードにわくわく!

まずはじめに、大型資料収蔵庫を紹介しました。ここは、数ある当館の収蔵資料の中でも、その名前のとおり大型の資料を保管している場所です。
机、オルガン、自転車、冷蔵庫などの大型家電、さらには霊柩車まで(!)、ダイナミックな資料に皆さん興味津々のご様子。

また、大型資料収蔵庫には学校関係の資料も多くあるため、学習資料展でお馴染みの給食サンプルでクイズを出題しました。

このおかずは何のお肉でしょう?

昭和30年代の給食を再現した食品サンプルから、鯨(くじら)肉の竜田揚げと脱脂粉乳を当ててもらうクイズにしましたが、現代の給食では馴染みがない献立に、お子さんはもちろん、お父さんお母さんもシーンと静まり返ります。そんな中、元気に挙手してくださった参加者の方が華麗に大正解!お話を伺うと、小学2年生まで同様の献立を召し上がっていたそうです。

続いて、考古資料収蔵庫へ移動しました。ここでは、おもに市内の遺跡などから発掘された土器や石器など細かなものを含め、箱換算で6,000箱以上の考古資料を収蔵しています。
案内役を考古担当学芸員にバトンタッチし、収蔵庫内や資料の特徴を解説しました。

そして階段を上がると、そこには本物の土器や石器に触れられるコーナーが!この日のために、考古担当学芸員が用意したものです。

本物の土器や石器に触ったよ!

初めて触れる本物の土器や石器に、子どもも大人も大興奮!学芸員から縄文土器などの概要や、最新の研究から分かっていることなどを説明すると、皆さん興味深く聞き入っていました。
最新の研究についてより詳しく知りたい方は、相模原市立総合学習センターで開催中の出張ミニ展示「コクゾウムシが教えてくれた!~縄文土器研究最前線~」をご覧いただけると幸いです。

考古担当学芸員が土器の特徴を解説しています。

名残り惜しくも、まだ‟おさんぽ”の続きがあるということで、最後にバックヤードツアーの参加証をお渡しして終了しました。

おさんぽビンゴ(左)とバックヤードツアー参加証(右)

よく晴れた土曜日、絶好のお散歩日和でした。

(歴史担当学芸員)

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中庭のミミガタテンナンショウ

10日ほど前の博物館中庭で、こんな奇妙なものが地面から突き出ていました。

ミミガタテンナンショウの芽生え(3月18日)

その正体は、ミミガタテンナンショウの芽生えです。3月28日現在、中庭で4株ほどが元気よく開花しました。

同じ株の、10日後の開花の様子(3月28日)

ミミガタテンナンショウはマムシグサ(サトイモ科)の仲間で、神奈川県では西部(相模川より西側)の里地や山地に広く分布する植物です。相模川を隔てて東側では非常に珍しい植物なのですが、相模原市内では相模川東側の中央区や南区の雑木林内などでも見られます。博物館お隣の樹林地でもあちらこちらで咲いています。実は中庭の株も、樹林地から1株移植したところ、勝手に増えたものです。

お隣の樹林地で咲いていた株。仏炎苞が前に垂れていて、その中にこん棒状の花がある)

ミミガタとは、先端が前側に垂れて目立つ仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞葉(ほうよう:花を包む葉)の両側が耳のように張り出しているからです。テンナンショウ(天南星)という美しい漢字の名は、球茎(地下茎の肥大した部分)を漢方の生薬(しょうやく)として利用する場合の呼び名です。
このミミガタテンナンショウ、中庭をよく探すと見つかりますが、残念ながら館内側を向いて咲いている株が少ないので、見えるとしたらこんな後ろ姿かもしれません。

ミミガタテンナンショウの後ろ姿

でも、ちょっとこの後ろ姿もなまめかしい雰囲気がありますね。ご来館の際にはぜひ中庭にも注目してみてください。これから順次、いろいろな花が咲きます。
(生物担当学芸員)

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春の女王、開花

市内緑区には、カタクリの自生地が何カ所かあります。地元の人によって整備された著名な場所もあれば、人の手が入らず、野生のままにひっそりと残る場所もあります。3月27日、そんな野生のままの自生地の1カ所に、開花の様子を確認に行きました。森の中、静まり返った北向き斜面に咲いていました。

カタクリ

この自生地は株数はたくさんあるのですが、開花するのはその中のごく一部です。養分や日照など、いろいろな条件が揃った株だけが開花するのかもしれません。

カタクリ

春を告げる花の中でも、女王の風格ですね。
近くでは、黄色い春の花も開花していました。こちらはアブラチャンです。

アブラチャン

面白い種名ですが、これは幹などに油分が多く、実際に灯油として使われていたことからついた名です。「チャン」は、油脂でできた軟膏などを指す言葉とのことです。

こちらはイヌナズナです。

イヌナズナ

ペンペングサ(ナズナ)の仲間ですが、相模原市内では緑区の里山で普通に見られるものの、中央区や南区ではほとんど見ることができません。
女王の降臨で春も加速をつけて駆け抜けていきそうです。フィールドから目が離せなくなる季節になりました。
(生物担当学芸員)

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学芸員による展示ガイド【春もわくわくミュージアム編】

3月24日(日)、学芸員による展示ガイドを行いました。臨時休館明けから様々なイベントを用意して皆さまをお待ちしておりましたが、「春もわくわくミュージアム」の一環として実施するイベントはこれがラストです。

「はやぶさ」について説明しています。

まずは注意事項などを説明した後、エントランスで一際目を引く小惑星探査機「はやぶさ」の原寸大模型を紹介。

自然・歴史展示室で真っ先に皆さまをお出迎えするマンモス!

続いて、相模原地域の自然や歴史について紹介している自然・歴史展示室内を、学芸員の視点から解説します。
導入部のマンモスや地形模型、数多くの縄文土器、江戸末期の開拓農家、くわなどの農具や養蚕道具、川原・雑木林・街中で異なる動植物、近代から現代までの地域の変遷…時間が許す限り、それぞれの象徴的な部分を紹介しました。

ケース内に並ぶ、たくさんの縄文土器。

この日は午前11時からと午後2時からの全2回、各30分間行い、1回目は地質担当学芸員が、2回目は歴史担当学芸員が案内役を務めたため、解説のポイントがそれぞれ違っているのも本イベントの特徴です。嬉しいことに、なんと両方の回に参加してくださった方もいらっしゃいました。

途中にクイズも出題しました。

団体利用や小中学校の来館学習などでスポット的に解説をすることはありますが、展示室の入口から出口まで、学芸員が参加者の方と展示解説して回る機会はあまり多くありません。参加者の皆さまとの展示室ツアーに、私たち学芸員も楽しみながら解説しました。

「地域の変貌」コーナーの楽しみ方を解説しています。

最後までお付き合いいただいた方には、記念の参加証をお渡しして各回が終了しました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今回お渡しした参加証。

春もわくわくミュージアム」、館内の展示や出張展示などはまだまだ開催中です。楽しい春のお出かけに、ぜひご利用ください!

(歴史担当学芸員)

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朗読プラネタリウムvol.2「うそつき男のおはなし」を開催しました!

3月20日、タイトルにもあるとおり、朗読プラネタリウムvol.2を開催しました。
「朗読プラネタリウム」とは、プラネタリウムのドーム内に映し出した満天の星や映像とともに、素敵な朗読と楽器の音色をお楽しみいただけるイベントです。昨年、当館初の試みとして実施した朗読プラネタリウムですが、この時たくさんの方から好評をいただき、再び開催することができました。

朗読プラネタリウムvol.2「うそつき男のおはなし」

出演者は、当館の朗読プラネタリウムと言えばこの方、渡辺克己さんです。相模原市で育ち、ナレーター・俳優などマルチに活躍されている渡辺さんに出演をご快諾いただき、このたび「vol.2」が実現しました。
また、お相手として声優の山口由里子さんにお越しいただき、今回はお二人による掛け合いという形式の朗読劇となりました。しかも、1人1役…ではなく、渡辺さんは6役、山口さんは5役、なんと合計で11の役を見事に演じ分けられ、プロによるお芝居に圧倒されてしまいました。

そして、この素晴らしい劇中を彩る音楽は、お隣の町田市在住のピアニスト・コンポーザーの高橋 全(たかはし あきら)さんにご担当いただきました。

左から渡辺克己さん、山口由里子さん、高橋全さん

ドーム内が徐々に暗くなり、会場が物語への期待感に満ちる中、高橋さんが奏でる優しい音色とともに星空解説が始まりました。
おおぐま座、うみへび座、そして、“うそ”がテーマの物語の導入として、この季節の夜空に輝くカラス座にまつわるお話を聞いたところで、渡辺さんと山口さんが登場します。

いよいよ始まります!

今回の朗読プラネタリウムの演目である「うそつき男のおはなし」は、ジョルジュ・百合子さん原作の朗読作品です。
物語は、月明かり射す牢屋の中で、1人の男がうそばかりの人生を悔いている場面から始まり、不思議な声に導かれて知った「真実の蒼い光の珠」の秘密によって、周囲から島中を、やがて海を越え隣国までをも巻き込み、人々の心を大きく動かしていきます。

渡辺さん、山口さん、高橋さんがそれぞれ熱を込めて表現された「うそつき男のおはなし」の世界に、その場にいる全員が引き込まれていました。

「真実の蒼い光の珠」がもたらす、物語の結末とは…?

物語の行く末を見守った後は、渡辺さんのMCで出演者からご挨拶をいただき、この日のためにご来場いただいた原作者のジョルジュ・百合子さんと、美麗な絵で世界観を表現し、ポスターや劇中イラストを手掛けてくださった画家・デザイナーの万季さんのご紹介がありました。

最後は全員で仲良く記念撮影!笑顔と感動のフィナーレです。おかげさまで、朗読プラネタリウムvol.2も大盛況のうちに終了しました。

全員で記念撮影!

素敵な時間を作り上げてくださった、出演者をはじめとする関係者の皆さま、ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

(歴史担当学芸員)

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二つの企画展、スタート!

3月23日、特別展示室で二つの企画展がスタートしました!
一つは毎年恒例となっている「わぉ!な生きものフォトコンテスト写真展」です。

展示の様子

わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト(ソニー株式会社、公益財団法人日本自然保護協会)が主催する写真コンテストの入賞作品展です。見ると思わずわぉ!と声が出てしまう、生きものとの素敵な出会いが切り取られた写真ばかりです。

グランプリ作品「ダツの反撃」

続いて「STOP!クリハラリス 特定外来生物の分布拡大を止めるために」です。

展示の様子

こちらは特定外来生物クリハラリス(別名タイワンリス)が神奈川県内で分布を拡大しつつあることに危機感を持った研究者、学生、行政、そして博物館が手を結び、情報共有と収集、対策を進める「クリハラリス情報ネット」の全面的な協力を得て実現した展示です。

関連する在来種も含めて剥製もたくさん!

クリハラリスとはどんな動物か、生態系の影響や研究の最前線について紹介されています。
さらに特別展示室内では、新着資料お披露目展示として、昨年、緑区千木良でシカ・イノシシ用のくくり罠(わな)に錯誤(さくご)捕獲され、捕殺されたツキノワグマのはく製を展示しています。市域の最大の野生動物の一つであるツキノワグマの迫力ある姿を間近で見ることができます。

相模原産ツキノワグマのはく製

見どころたくさんの博物館、ぜひお出かけください!
(生物担当学芸員)

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とある休館日の一幕

3月18日(月)、相模原市立博物館は休館日ですが、自然・歴史展示室内にて大がかりな作業が進められていました。

手が届かない高いところもクリーニングします!

臨時休館期間中に実施した常設展示の保守の様子をブログでお知らせしましたが、この日はジオラマのクリーニングを行いました。
当館の自然・歴史展示室のジオラマには、市域に生育する植物を屋内に原寸大で再現したものや、市内で要職を務めた旧家の昭和初め頃の屋敷を復元したものがあります。日々の清掃だけでは取り除くことができない汚れなどを、プロの手で念入りにクリーニングします。

落下していた垣根の一部は掃除機で吸い取ります!

一見すると違いに気づきにくいかもしれませんが、蓄積されたホコリや内部の落下物などが確かに取り除かれました。植物のジオラマでは、葉っぱ一枚一枚を丁寧に拭き取って仕上げる、職人こだわりの手作業です。
次の開館日からは、きれいになったジオラマが皆さまをお迎えします。

“きれい”と言えば、当館エントランスにて「桜×中央区花手水」を3月28日(木)まで実施しています。春らしい色とりどりの花手水2種類が展示されていますので、ぜひご覧ください。

中央区花手水@市立博物館

また、中央区役所ではこれに関連したプレゼントキャンペーンを実施中とのことですので、相模原市中央区Instagramアカウントで詳細をご確認いただければと思います。

(歴史担当学芸員)

【博物館再開のお知らせ】相模原市立博物館は館内エレベーターの改修工事のため、令和6年2月29日まで休館しておりましたが、3月1日から通常どおり開館しています。3月のイベント情報など、詳しくはこちらをご覧ください。

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再開!生きものミニサロン

3月16日(土)、3か月ぶりの生きものミニサロンを実施しました。テーマは「スギ花粉をしっかり見てやろう!」です。このブログで予告したように春のお散歩観察会にしようと思っていたのですが、まだ咲いている花も少ないため、急遽変更しました。
そうして新たにテーマしたのは、3月に入ってますます脅威になってきた花粉症の原因物質である「スギ花粉」がどんなものか見てみようというものです。花粉は顕微鏡でなければ見えないので、まずは顕微鏡の使い方のレクチャーです。

顕微鏡の使い方をレクチャー

続いて、花粉の採集です。公用車の駐車場で、車の表面に付いた花粉を絵筆でふきとります。

公用車からスギ花粉を採取

ここ数日は晴れの日が続き、風も強めなのでたっぷり花粉がついています。慎重にスライドグラスへ花粉をのせています。

スライドグラスへ花粉を移します

顕微鏡の使い方に悪戦苦闘しながらも、花粉が見えるとみなさんで共有しています。

顕微鏡で観察

指につけた花粉を見せてくれています!黄色い!

指に着いたスギ花粉

スギ花粉はこんなかんじです。

スギ花粉

顕微鏡にスマホを密着させると、写真を撮れます。

スマホで撮影

他にも、オランダミミナグサやスゲの花粉を見ていたら、あっという間に30分が過ぎていました。次回は4月6日を予定しています。フデリンドウが咲いているはずなので、お花見観察会です。その後は今年と同様、第3土曜日を基本に実施していく予定です。詳しくは、来週以降に博物館ホームページをご覧ください。

(生物担当学芸員)

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