職業体験1日目(相模原中等教育学校)

今日から3日間、相模原中等教育学校中等部の生徒さん4名の職業体験が始まりました。午前中はプラネタリウムで小学校の学習投影対応、午後は植物標本のマウント(台紙貼り)作業です。いつものように、相模原植物調査会のみなさんがやさしく指導してくれます。

この体験の重要なところは、専門性の高いボラティアさんたちが地域博物館の活動を支えているのを実感してもらうことです。そして、実物の資料を扱う繊細な作業の体験。全員、かなり肩をこわばらせて作業していました。

明日、あさってと、引き続きさまざまな分野の仕事を体験する予定です。

(生物担当学芸員 秋山)

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駐車場復活!

今朝は一面真っ白だった博物館駐車場。雪が凍って蹴ってもびくともしない状況でしたが、午後になって凍結がゆるんだところを見計らって、一気に作業!

1時間半ほどで、舗装されている側の駐車場の除雪をすることができました。
樹林地側の臨時駐車場はまだ手がつけらませんので、ひき続きご不便をおかけしますが、とりあえず30台程度は駐車できるようになりました。
大雪の影響はまだまだ続いていますが、博物館は少しずつ元の状態にもどりつつあるのが実感できました。(学芸班 木村)

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「吉野宿ふじや」休館のお知らせ

2月14日に降った大雪は、山梨県等で深刻な被害をもたらしていますが、相模原市内でもまだ影響は続いています。未だ道路や交通機関は完全に復旧していません。皆さんもくれぐれもお気をつけてお過ごしください。以下、お知らせです。(学芸班 木村)
【お知らせ】
吉野宿ふじやは積雪の影響でしばらくの間休館します。屋根からの落雪の恐れがありますので、付近を通行する場合にはお気を付けください。

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荒れる気配

今回の積雪は自然災害と形容しなくてはいけないようです。市内のとある公園で、積雪によりアカマツの大木が折れて倒れました。幸い、遊具や照明器具などを壊さずに倒れたのですが、これは1本の倒木におさまらない、ちょっと難しい問題を突きつけられる光景です。

数年前に降った春のドカ雪の時は、中山間地のスギ植林地で多くの倒木が発生しました。その年は、夏から秋の台風でまた倒木が目立ちました。いったん倒木が発生すると、そこがギャップになり、風が入って倒木を誘発するのです。

今、市内の雑木林由来の保存樹林の多くが、伐採されないまま半世紀以上過ぎようとしています。緑地として樹林は保存したいけど、樹林を構成する樹木は適正に伐採していかなければ、いずれ風雪や暴風雨により落枝や倒木などの自然災害を引き起こします。この冬のような積雪が今年だけとは限りませんし、ここ数年、大きな台風が立て続けに上陸しているのも事実です。しかし、伐採には大変なコストと労力がかかりますし、無計画な伐採は、上記のように周辺の木の倒木を誘発しかねません。

「待ったなしだよ」と言われているような、公園内の倒木でした。

(生物担当学芸員 秋山)

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今日も雪かき part2

本日2度目の雪かきを行いました。

乗用車数台分のスペースの雪をどかしました。でも、まだ大半は手つかずです。

水・木曜日とまたまた雪の予報です。積もらなければいいのですが…。

(地質担当学芸員 河尻)

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今日も雪かき

今日も、午前中、雪かきを行いました。

博物館前の歩道と大型バス駐車場の雪をどけたところで、午前中の作業は終了。とりあえず大型バス2台分のスペースは確保しました。

でも、乗用車用の駐車場はまだ雪かきができていません。雪が積もったまま、こんな状況です。

午後から、再度、雪かきをする予定です。

(地質担当学芸員 河尻)

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明日も開館します

明日も博物館、津久井郷土資料室、尾崎咢堂記念館、ふじやは開館しますが、駐車場は閉鎖となる見込みです。ご不便をおかけいたしますがご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

また、学習資料展のチャレンジ体験は実施の見込みです。ボランティアスタッフのみなさんの体制によっては内容を変更することがありますのでその点もご了承ください。

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みんなたいへん

今日は博物館の前の道路もほとんど車が通りません。すれ違おうとするだけでスタックしそうになっています。駐車場は閉鎖していましたが、明日以降のことを考えると、やはりある程度は雪かきをしておかなければ、ということで・・

なんとか、大型車スペースを1台分と、転回スペースだけ空けました。しかし、除けた雪を積み上げるスペースの確保もなかなか難しく、一般車の駐車場は空けることができませんでした。空には申し訳程度の青空が見えていますが・・。

とてもとても、この雪を融かしてくれるようなパワーはありません。

軒下の、雪が積もっていないところでキジバトが歩きながら食べ物探し。こちらのことなど眼中にないほど必死です。写真は、足下から1mたらず。

線路沿いを歩く受験生、つぶれたガレージから車を救出しようとする人たち、横滑りしながらバイクを走らせる新聞配達員の方・・。私たち人間もたいへんですが、鳥たちにとっては、文字通り死活問題です。この雪で、力尽きてしまう冬鳥たちが多いのではと、ふと心が痛みました。

(生物担当学芸員 秋山)

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駐車場は閉鎖中です

昨日から降り続いていた雪は雨にかわりましたが、記録的な積雪となっています。

博物館の駐車場は約50センチの積雪です。除雪できる状況ではないため、申し訳ありませんが、駐車場を閉鎖しております。ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。なお、博物館は9時30分から開館の予定ですが、職員の体制が通常通りではないため、一部、営業内容を変更する可能性があります。

ちなみに2/15の9時現在、神奈中バス全線、JR横浜線とも運転を見合わせている状況です。博物館周辺の道路も自動車が通常走行できる状態ではありません。

みなさまどうぞお気を付けてお過ごしください。

(生物担当学芸員 秋山)

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天から送られた手紙

2週連続の雪となりました。今のところ、先週よりも気温が高めですが、まとまった降雪がありそうです。

気温が高めなのでちょっと観察しづらいのですが、こんな日はやっぱり「天から送られた手紙」(物理学者・故中谷宇吉郎博士の言葉)を観察しなくては!

ミズキの幹についた雪にクローズアップすると、針状結晶の集合の中に・・

おお!板状結晶の扇形が混じっています。この気温でよくぞ育ってくれました!

こちらはレアではありませんが、やはりこの気温ではなかなかきれいな状態で見られない角板もありました。

いわゆる六花と呼ばれる典型的な結晶はなかなか見られませんが、時間があったらもうちょっと観察してみたいと思います。

(生物担当学芸員 秋山)

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