舘野鴻トークショー、盛り上がりました!

3月26日、舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」のオープンを記念して、舘野鴻さんのトークショーを行いました。
最初、何の前触れもなく始まったのは、作者自身による『がろあむし』の朗読です。

前触れなく始まった朗読

暗い会場にページが映し出され、抑制のきいた舘野さんの声が響きます。時には残酷なまでの命の営みが淡々と語られ、独特の作品世界を改めて感じることができました。
朗読が終わると、舘野さんの熱いトークが始まります。

舘野鴻さん

作品をどのようにつくりあげていったのか、そして、そこに込められた作家の思いが語られます。作品や展示だけではわからない、制作の苦悩や信念を垣間見ることができました。
トークショーが終わると、会場にいたみなさんは、改めて原画を鑑賞するため、展示会場へ。

原画を改めて見たくなるトークでした

そして、舘野さんも会場へ入り、即席のサイン会に。

会場でサイン会に

記念写真を撮ったりしながら、閉館時間までとても濃密な時間が過ぎていきました。
舘野さんは本日3月27日も会場にいらしています。ぜひご来場ください!

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「宇宙学校・さがみはら」開催しました!

何度か告知していた「宇宙学校・さがみはら」、いよいよ本日(3/26)開催本番!

イベントチラシ

宇宙「学校」の「校長」先生は、JAXA相模原キャンパス副所長の藤本先生です。

左から、藤本先生、臼井先生、鈴木先生、亀田先生

それぞれの先生方からの興味深いお話と質疑応答、最後にはパネルディスカッション形式の質問コーナーという構成で行われました。

講義の中では、先生から質問(これがマニアックな質問だったり!)も出され、それをまた参加者のみなさんが見事に正解し、「なんで知ってるの!?」と藤本先生が驚く場面も。

2時間以上の長丁場でしたが、あっという間の宇宙学校でした。

最後に藤本先生から参加者のみなさんにサプライズでプレゼント!

藤本先生からのプレゼントはステッカー!

火星衛星探査計画MMXなどによる宇宙探査や、今後明らかになるだろうさまざまな研究成果がますます楽しみになる宇宙学校でした。

質疑応答盛り上がりました!

講師の先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。

さて、JAXA相模原キャンパス特別公開の連動企画として、博物館では、小惑星探査機「はやぶさ2」などに関するミニ展示を行なっています。今回、お蔵出しの資料もあります。期間限定なのでどうぞお見逃しなく!

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がろあむし展、オープンしました!

3月26日、舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」がオープンしました!

特別展示室入口

展示室の入口では、ガロアムシの液浸標本がお出迎えしてくれます。

ガロアムシの液浸(エタノール)標本

オープン第1号のお客様が、早速巨大複製画の前で写真を撮ってくれました。

巨大複製画の前で

10時過ぎには作者の舘野さんが到着。たまたま訪れた親子連れのみなさんと記念写真!

舘野さんも入って!

原画もゆったりと観覧できます。ぜひご来場ください。

原画展示の様子

本日(3月26日)午後2時からの舘野鴻トークショー「徹底的に観察して描いたらこうなった!」の当日受付もあります。制作の秘密が明かされるかも!お聴き逃しなく!

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春休みは 博物館に 行こう!お楽しみいろいろ、例えば…

今日(3/25)は相模原市内の小中学校の修了式。いよいよ春休みシーズン本番!

博物館では4月6日までを「春休み特別上映期間」として、プラネタリウムでは連日、特別なプログラムで上映しています。(※期間中の休館日は4月4日のみ)

プラネタリウム番組のご案内はこちら。スケジュールはこちら

特に「イナズマデリバリー バイザウェイの宇宙旅行?! -ブラックホールとの遭遇-」と「HAYABUSA2 ~REBORN 帰還バージョン」は4月6日で上映終了となります。この機会をどうぞ逃さずお楽しみください。「星空さんぽ~春~」のミニテーマも3月と4月では異なる内容になります。こちらもどうぞお見逃しなく!

また、博物館のお楽しみはプラネタリウム以外にも、もちろんいろいろ!

例えば3月26日から開催の企画展

舘野鴻絵本原画展
「がろあむし 描かれた相模原の自然」

こちらは、お子様から大人まで、虫が大好きな方や、絵本好きの方だけでなく、多くの皆さんにお楽しみいただける工夫された展示内容です。びっくりしたり、感心したりしながら、興味がどんどん広がります。会場内にはフォトスポットもあります。「本格的な一眼レフよりも、スマートフォンの方が面白い写真が撮れますよ」とは担当者の弁。地下の世界に迷い込んだ写真などなど…みなさん、どんな写真を撮影されるのでしょうか。

また、博物館に入ってエントランスホール正面で展示しているのが、オリパラ関連のミニ展示です。実際に使われた表彰台の実物が展示してあり、こちらでも記念写真が撮れます!(一度に乗れるのは3人までです。貴重な実物ですので、どうぞ静かに昇り降りお願いします)
金銀銅メダルの授与の時にブーケに付いていたミライトワソメイティのマスコットも展示してあります。
事前キャンプの時に配布していたオリジナルうちわも配布していますので、ぜひゲットしてくださいね!

常設展示室出口付近では、期間限定で「はやぶさ2」に関するミニ展示を行っています。どうぞお見逃しなく!

手前のケース内が「はやぶさ2」関連展示です。イーゼルの写真パネルは26日までの展示です!


特別展示室内のアンケート記入で、オリパラグッズをプレゼントしています。こちらのグッズは3種類、数量限定ですので、どうぞお早めに。(グッズの種類によって数が異なります)

今なら、タオル、クリアファイルの他に、東京2020オリジナル座面シートも選べます。※タオルは終了しました(3/26追記)


そして、最後のお楽しみとしては、博物館受付裏手のミュージアムショップ!こちらでは、期間限定で、お買い上げ金額などに応じてノベルティグッズを進呈中です。気になっていたグッズなど、この機会にいかがでしょう。

この春休み、みなさまのご来館、ご観覧をスタッフ一同、お待ちしております。

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今度の金土(3/25・26)はJAXA相模原キャンパス特別公開!博物館では「宇宙学校・さがみはら」開催!

以前は7月末の金曜土曜の二日間に開催されることが多かったJAXA相模原キャンパス特別公開ですが、昨今の社会情勢に対応し、今年度も昨年度に引き続き、オンライン開催することとなりました。

広報さがみはら3/1号


すでにホームページやTwitterでオンラインのプログラムは公開されています。詳しくはこちら

また、見どころを解説したラジオ番組の音源も公開されました!当日がますます楽しみですね!

そのなかで、唯一のリアルイベント(かつ、オンライン配信なしのイベント)として、博物館を会場に開催されるのが「宇宙学校・さがみはら」です。

「はやぶさ2 の先にあるもの」と題し、3人の講師の先生をお招きして実施します。
直接質問できる貴重な機会ですので、ぜひご参加くださいね。

事前申し込み制でしたが、定員にゆとりがあるため、当日先着50名様程度の方は参加いただけます。

昨年12月のリュウグウサンプル公開時の記念講演の動画が配信されました!
予習としても!?ぜひご覧くださいね!動画はこちら。(相模原市公式YouTubeの「相模原チャンネル」にリンクします。)

また、3/25と26の二日間は、博物館エントランスでもオンライン特別公開のYouTube動画をリアルタイム配信します。同じくエントランスにて、JAXA 相模原キャンパス特別公開 生放送企画「そらむすび」の募集コーナーも設置しております。応募されたメッセージのいくつかを3/26 12:05~13:15の番組中に紹介してくれるそうです。たくさんのお便りをお待ちしております!(お便り募集は3/25  17:ooまで。詳しくはこちら

JAXA相模原キャンパス特別公開 生放送企画「そらむすび」募集コーナー

あわせて、博物館内では、JAXA相模原キャンパス特別公開中、期間限定のミニ展示として、「はやぶさ2」ミッションの軌跡がわかる写真パネルや、先日の「リュウグウサンプル公開」のときに研究者の先生からいただいたサインなども展示します。どうぞお見逃しなく!

さらに、3/26はJAXA相模原キャンパスにて、相模原の食材を使った軽食が食べられるキッチンカー(フードトラック)がやってくるほか、生協でもグッズ販売があるそうです。ぜひぜひ当館とあわせ、お楽しみください!

詳しくはこちら

 

 

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「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No96 甲州道中と小仏峠)

前々回の湖、前回の川を受けて、今回のブログでは山と言いたいところですが、民俗分野の活動では、山に登ったりする機会はほとんどありませんでした。

そのため今回は、わずかに峠越えをした経験として、平成19~20年[2007~08]に、市民とともに甲州道中(こうしゅうどうちゅう・旧甲州街道)を山梨県上野原市から東京都八王子市に向けて歩いた際の、「小仏峠(こぼとけとうげ)」越えを中心に紹介します。

なお、山岳のほかに、平地にある林のことも「ヤマ」と呼ぶことは各地で見られ、例えば相模原地域でヤマ仕事というと、雑木林などで落ち葉を掻いたり、燃料の木を伐ったりすることでした。

最初の写真は、山梨県上野原市の「諏訪関(すわせき)」跡です。前回のブログの一枚目で、上野原市の甲州道中から相模原側を望んだ写真を掲載しましたが、ちょうどこのあたりから撮影したものです。相模国と甲斐国との境にあって、関所の役割を果たしていました。                

 

二枚目の写真は緑区吉野の「吉野宿ふじや」(市登録有形文化財)です。甲州道中の宿場であった吉野宿の名残をとどめる建物として一般公開されており、藤野地区を中心とした資料の展示が見られます。                  

 

甲州道中の道筋は、現在の国道沿いのほかに旧道の面影を残すところも多くあります。写真は吉野地区の赤坂で、旧道を示す右側の標柱がないと迷ってしまうかもしれません。                  

 

本陣(ほんじん)は、江戸時代に大名の参勤交代(さんこんこうたい)などの際に休憩や宿泊に使われました。神奈川県内の東海道と甲州道中の宿場のうち、現在、建物が残っているのは緑区小原(おばら)の「小原宿本陣」(県指定重要文化財)だけで、貴重な文化財として一般公開されています。写真は本陣内部の「上段の間」です(この写真は平成21年[2009]撮影)。                  

 

甲州道中の旧道は、現在では通行不能の道もあり、次の写真は小原本陣からのかつての道を表示しています。そして、小仏峠には小原・底沢(そこさわ)集落を経て向かいますが、ブログNo.74「水の伝説」で取り上げた「七ツ淵の照手姫(てるてひめ)」は底沢の伝説です。                 

 

底沢集落を過ぎると、標高は548mの小仏峠までの森の中の山道が続いています。頂上にはいくつかの碑や石仏などがあって少し広くなっていて、周辺の深い山々を望むこともできます。                 

                 

 

最後の写真は、小仏峠を八王子側に下った先の八王子市駒木野の「小仏関所跡」です。小仏峠は甲州道中において山梨県の「笹子峠(ささごとうげ)」に次ぐ難所と言われ、その下に置かれた小仏関所は甲州道中の主要な関所の一つでした。

 

今回の写真は、平成20年[2008]の特別展準備のために企画したフィールドワークのもので、その成果は特別展に反映し、さらに参加した市民の方々にも展示作業や現地見学会の案内など、いろいろな形で関わっていただきました。これまでのブログでも取り上げたように、博物館ではそうした活動に基づくさまざまな写真も保管しています。

 

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「がろあむし」展の準備が大詰めです!

いよいよ今週末の3月26日からスタートする舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」の準備が大詰めとなっています。この日(3月23日)は、作者の舘野鴻(たての ひろし)さんと、お仲間のみなさんが列品作業に集まってくれました。

作業し始めは、真っ白な壁面ばかりが目立ちます

絵画の扱いに慣れた方たちなので、ワイヤーが吊り下げられただけだった展示壁に、次々と原画が設置されていきます。

舘野さん(右端)に高さなどをチェックしてもらいながら設置していきます

壁面への固定が終わると、原画の巨大複製図の設置です。

とても大きい!

こちらは町田市民文学館ことばらんどからお借りしたもので、舘野さんの著作である『しでむし』、『ぎふちょう』、『つちはんみょう』のそれぞれ1ページを拡大したものです。3面に張り付けると圧巻でした。

3面を飾る巨大複製図の前で記念写真!

そして、今回初登場となる『がろあむし』の巨大複製図です。

縦2.5メートル、幅8メートル!

原画展示へ通ずる導入通路を地下空間への入口に見立てた演出です。

地下に入り込んだような雰囲気になります

3月26日のオープンの日は、14時から舘野鴻さんのトークショーもあります。当日受付もありますので、ぜひご来場ください。

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東京2020大会レガシー(遺産)展 始まりました!~表彰台実物で写真もOK‼~

3月19日(土)から東京2020大会レガシー(遺産)展が始まりました。

レガシー(遺産)展示メイン部分

今回は、東京2020大会選手村で使われた津久井産材で製作した「木製ソファー」が当館にも設置されたこと、そして、市オリンピック・パラリンピック推進課から東京2020大会関係資料を受け入れたことを契機に、その受け入れ資料の一部を紹介するため企画したものです。

展示状況(部分)

今回の展示では木製ソファーのほか、選手村で選手やスタッフが移動用に使用した自転車、表彰者にメダルとともに授与されたブーケマスコット(メダル色3対1組)、フィールドキャスト(ボランティア)が着用したユニホームやグッズなどの展示を行っていますが、なんといってもメイン展示は表彰台の実物です。

自転車ロードレース、ハンドボール競技に使われた表彰台の実物(銀メダル用)

この表彰台は、本市がコースの一部となった自転車ロードレースのほか、ハンドボール競技の表彰式でも使用された銀メダル用の表彰台です。東京2020大会の表彰台は史上初めて再生プラスチックで製作されるなど環境にも配慮されています。

環境に配慮して製作された表彰台の説明と橋本聖子会長のサイン入りの証明書(写し)

しかも、今回はこの表彰台の上で写真を撮ることもできます。公式マスコット「ミライトワ」と「ソメイティ」も一緒で、きっとインスタ映えすると思いますので、ぜひご来館いただき写真を投稿していただければと思います。

なお、表彰台は一度にのれる人数が3人までとなっています。また、今後も大切に保管する貴重な資料ですので、台の上で跳んだり、傷つけることないようご注意ください。

来館者に写真を撮らせていただきました。ちょうど人数制限の3人です。

また、市内でオリンピックの事前キャンプを行ったブラジルとカナダチームの応援うちわなどの配布のほか、アンケートにお答えいただくと関連グッズを差し上げております。関連グッズは数量限定ですので、お早めにご来館いただければと思います。

映像展示、フィールドキャストマネキン、ケース展示のとなりで、事前キャンプチーム応援うちわの配布も行っています

アンケートにお答えいただいた方にどちらかを差し上げています(数量限定です)

東京2020大会レガシー(遺産)展は、5/8まで開催予定です。ぜひ、展示をご覧いただき、オリンピック・パラリンピック大会の感動のシーンを思い出してみてはいかがでしょうか。

 

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生きものミニサロン「春の妖精 フデリンドウのつぼみを探そう」を実施しました!

3月19日、毎月恒例の生きものミニサロンを実施しました。今回のテーマは「春の妖精 フデリンドウのつぼみを探そう」です。博物館の駐車場やお隣の樹林地の春を彩るフデリンドウの花は、まだ咲いていません。でも、花の見ごろとなる4月初旬から中旬は、定例のミニサロンはありません。そこで、今回はフデリンドウのつぼみをみんなで探すことにしました。

フデリンドウのつぼみ

というのも、駐車場や、樹林地内の通路脇の日当たりの良い場所にもフデリンドウは咲きます。しかし、そうした場所は人に踏まれやすいので、見つけたつぼみに、木の枝に色をつけた印を差し込むことにしました。

木の枝に色をつけて、つぼみの株の両脇に差し込みます

落ち葉の中に隠れてしまう、高さ2~3センチメートルのつぼみを探すのは大変です。スタッフで下見をしたときにはなかなか見つけられませんでしたが、たくさんの眼で探すと、意外とたくさんあることがわかりました。

またたく間にたくさん見つかりました

樹林地の遊歩道にも、場所によってはつぼみがかたまってありました。

1つあると、周りにいくつも見つかりました

20分ほどで40株以上が見つかり、印をつけることができました。
お礼に、参加者のみなさんにはピンクと薄紫色の2色が並んだフデリンドウの缶バッチをお持ち帰りいただきました。

オリジナルの二色フデリンドウ缶バッチ

すると・・

フデリンドウカラーの服でした!

「私の服と同じ色の組み合わせだ!」
すばらしいフィナーレとなりました。来年度も毎月、生きものミニサロンを実施する予定です。日程は4月に入ってからホームページ上でお知らせしますので、ぜひご参加ください!

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「がろあむし」原画展、準備進んでいます!

3月26日(土)から始まる舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」の準備が本格的に始まりました。

事故のないよう、慎重に進めます

まずは会場となる特別展示室のレイアウト変更です。天井高が5メートルあるので、パーテーション(移動壁)も大きく、展示ケースの移動なども含めてかなりの力仕事です。学芸員総出で行います。
まだ何も資料は入っていませんが、導入部分の一画です。ちょっと暗い・・どんな展示になるのでしょうか。

暗すぎる展示スペースですが、どうなることやら

そして、舘野さん自身が観察用に採集したガロアムシの液浸標本(アルコール漬けの標本)を、展示用に整える作業も行いました。

ガロアムシの液浸標本を展示用に調整中

今回は、昆虫の液浸標本を扱うエキスパートに来ていただき、慎重に作業が進められました。こんな感じで、実物が展示されます。

ガロアムシの液浸標本

オープンまであと1週間、急ピッチで展示作業が進みます。お楽しみに!

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