当館の標本がNHKのスポット映像に登場!

2年ほど前のこのブログで紹介した、当館所蔵の古い昆虫標本の一つ、オオヒラタトックリゴミムシが、なんとNHKのスポット映像「MEWE  2分で爆速SDGs」の「#5絶滅危惧しゅりとり」に登場しました!下の写真が、今回提供したオオヒラタトックリゴミムシの標本写真です。

オオヒラタトックリゴミムシ(当館所蔵標本)

この映像は、SDGsへの理解を深めるために作られたシリーズで、NHKの番組の合間などにスポットで放映されるものです。「絶滅危惧しゅりとり」は二人の小学生が絶滅危惧種の知識をしりとりで勝負する設定です。生物担当の学芸員でも初めて耳にするような種名が次々と出てきて、その駆け引きの表情がとてもリアルで楽しい映像です。YouTubeでも公開されています。

[MEWE 2分で爆速SDGs] 絶滅危惧しゅりとり | 未来へ17アクション | SDGs | NHK – YouTube

当館のオオヒラタトックリゴミムシは、55秒付近で一瞬登場します。
他の絶滅危惧種も、メジャーなものからマニアックなものまで、次々と登場する映像や写真で楽しめます。ぜひご覧ください。

カテゴリー: おしらせ, 生きもの・地形・地質 | タグ: , , | 当館の標本がNHKのスポット映像に登場! はコメントを受け付けていません

雨上がりの朝

師走を迎えた12月1日朝、前夜の雨が上がり、お天気が急に回復しました。そんな朝は、開館準備のために館内を歩いていると、光と影のうつろう様子が楽しくてついカメラを向けてしまいます。

階段の途中から前庭を見通したところ

上の写真は、2階の喫茶室からエントランスへ下りる階段の途中から見た、博物館前庭側のガラス壁面です。朝陽が木もれびとなってガラスへ当たり、影と乱反射のぼかしが複雑な模様を作っていてとても美しく見えます。
外光を積極的に取り入れる設計になっているエントランスは、見上げると空が見通せる場所がたくさんあります。

外光を取り入れるための天窓

絶妙な影が壁面に伸びていました。

窓枠の影壁面に伸びています

中庭のガラス壁面には、昨夜の風雨でイロハモミジの葉がぺたりとくっついていました。

風雨でガラスに張り付いたイロハモミジの葉

外は強い風が吹き、雲の動きが早いのでしょう。影が目まぐるしく濃くなったり消えたりしています。木々の紅葉もこの風で大方が落ちて、博物館のまわりも冬景色へと模様替えが進みそうです。

カテゴリー: 今日の博物館, 生きもの・地形・地質 | タグ: , | 雨上がりの朝 はコメントを受け付けていません

歴史分野 博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」終了しました

9月23日から展示していた歴史分野の博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」が11月28日に終了しました。

歴史分野の実習生展示

このミニ展示は、幕府の役人 八王子千人同心であった小山村の萩原安右衛門(はぎわらやすうえもん)が幕末の長州(現山口県)征伐に参加した際の日記などを展示し、長州征伐の概要や相模原から参戦した安右衛門の状況などを紹介しました。

萩原安右衛門の日記

今回の片付けには歴史分野の実習生にも声をかけ、自分たちの展示を最後まで責任もって携わってもらうことにしました。

苦労したつけた展示パネルも外すときはあっという間です

卒業論文の大詰めの時期にもかかわらず実習生も積極的に参加してもらい、パネルはずし、展示ケースの撤去、展示資料を収蔵庫にしまうまで全うしてもらいました。

慎重に資料を片付けます…緊張の一瞬です

歴史分野は資料保護のため2か月で終了しました。この間多くの方に展示をご覧いただけたと思います。また、実習生のご家族や親せきがこのミニ展示を見学するために来館されたこともあったそうです。(実習生談話より)

現在も他のいくつかの分野の実習生展示は継続中です。

また、萩原安右衛門の日記は、常設展示(自然・歴史展示室の近世~近代の展示)にも1冊展示していますので、ぜひご覧ください

カテゴリー: おしらせ, 考古・歴史・民俗 | タグ: , , | 歴史分野 博物館実習生展示「相模原から長州へ~萩原安右衛門と長州征伐~」終了しました はコメントを受け付けていません

生きものミニサロン「風にのって旅をするタネ」を実施しました!

11月27日、恒例の生きものミニサロンを実施しました。
今回のテーマは「風にのって旅をするタネ」。さまざまな工夫で落下速度を遅くして、親株から離れた場所へ落下する「風散布(かぜさんぷ)型」の果実を紹介する内容です。
まずは、前庭のヤマユリを観察。残念ながら、博物館で咲くヤマユリは結実しなかったので、野外で採集してきたタネを配って見てもらいました。

ヤマユリのタネを大事そうに手にのせています

このタネは、熱乾燥しているため、発芽はしません。そのままパラパラと落としてヒラヒラと風にのる様子を観察しました。
博物館前庭に植えられているケヤキも風散布型です。

ケヤキの果実と葉が付いた小枝

数枚の葉が小枝ごと落ちていて、それを参加者のみなさんに拾ってもらいました。上から落としてみると、美しくクルクル回るとは限りません。「ほんとかな?」とちょっと疑問を感じていたところ、ちょうどお昼くらいに強まった風がびゅんと吹き、頭上から次々にケヤキの小枝が落ちてきます。見事にクルクル回って落ちる様子をケヤキ自身が見せてくれたのです!「おおーっ」と歓声が上がりました。
他にも、フェンスにからみついているセンニンソウの果実を観察したりした後、用意してあったカエデの果実をみなさんへ配りました。カエデの果実は、見事に回転するヘリコプター型です。実物は壊れやすいので、折り紙でモデルを作ることにしました。

野外でもできる簡単な工作です

カエデだけでなく、ニワウルシの果実も観察して、そのモデルを作りました。

折り紙を使って空飛ぶタネのモデル作り

簡単な工作ですが、うまく作るとちゃんとそっくりに回って落ちます。

実際に飛ばしてみました

うまく回るかな?

そして、最後は風に乗るタネの中でも滞空時間の長さではピカイチの、ガガイモを紹介しました。

ガガイモの果実

整然と並んでさやの中に納まっていますが、さやから出した瞬間に、ふわりと綿毛が広がります。

さやから出した瞬間に、このように綿毛が広がります

実際にみなさんの前でさやから出すと、綿毛の美しさに、ここでもみなさんから歓声が上がりました。

ガガイモの綿毛をかぶりつきで見ています

秋晴れのさわやかなお天気の下で、気持ちよく観察できました。終了後、館内へ戻る前に駐車場を振り向くと、美しい紅葉の風景でした。もうすぐこの紅葉も散って無くなります。その前に、ぜひご覧いただきたい風景です。

博物館駐車場の紅葉

次回は12月18日に実施します。

カテゴリー: 今日の博物館, 生きもの・地形・地質 | タグ: , , | 生きものミニサロン「風にのって旅をするタネ」を実施しました! はコメントを受け付けていません

紅葉の仙石原で探鳥会

11月26日、箱根町の仙石原で、環境省や神奈川県公園協会などが主催する「箱根の自然に親しむ運動 箱根の冬鳥観察会」が行われ、当館学芸員が講師として参加しました。
朝から雲一つ無い青空に、まぶしいほど鮮やかな紅葉に染まる仙石原という絶好のシチュエーションでした。

カエデの仲間(ホソエカエデの雑種のようですが、詳しい種類は不明)の見事な紅葉

冬鳥にはまだちょっと早めの季節でしたが、紅葉をバックに飛び回るエナガを全員で見ることができました。

紅葉をバックにしたエナガ(下見の際に撮影したもの)

途中、茂みの中にあったウグイスの古巣が落葉で丸見えになっているのを見つけたり・・

ウグイスのものと思われる古巣

モズを観察していたら、参加者が「はやにえ」(モズが貯食などの目的で捕まえた獲物をとがったものに刺す行動)を見つけてくれました。

バッタの仲間がはやにえにされていました

季節の風物として言葉は聞いたことがあっても、実物を見るのは初めてという参加者が多く、歓声があがりました。
湖尻水門ではカワセミを全員で観察したり、樹林の上空を飛ぶミサゴ(タカの仲間)を見たり・・、そして、ヤママユガの繭やモグラ塚、マツカゼソウの強いニオイを体験したりと、野鳥だけでなくいろいろなものを観察できました。

風も穏やかで絶好のコンディションでした

最後は、参加者のみなさんに、この日に観察した野鳥の中で一番印象に残った種類をそれぞれ頭に思い描いてもらいました。そして、お一人からその特徴を一つだけ言ってもらい、他の方にその種類を当ててもらう「連想ゲーム」をやりました。4名の方から、エナガ、ハシボソガラス、カワセミ、トビが上がりました。この4種が、必ずしも珍しい鳥だけではないところに、じっくり充実した観察をしていただいたことが表れていてちょっと嬉しくなりました。
お天気にも恵まれて、晩秋の箱根を満喫する観察会となりました。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 | タグ: , | 紅葉の仙石原で探鳥会 はコメントを受け付けていません

「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No82 ヤツボ)

れまで数回にわたり伝説をテーマに取り上げてきましたが、また以前のようにいろいろな内容の写真を紹介していきたいと思います。

市内緑区大島から中央区田名地区には、湧き水を池状に溜めた「ヤツボ」と呼ばれるものがあります。ヤツボは崖(がけ)になっているところから湧き出した水を利用したもので、かつては生活用水をはじめ、水量が多いヤツボでは水車が設置されたりしました。

大島地区では、壺(つぼ)状の形をしていて、八つあることから「八壺(ヤツボ)」と呼ばれるようになったとも言われますが、実際には大島から田名にかけての崖沿いに、それ以上の多くのヤツボがあったことが知られています。

最初の写真は大島・中ノ郷(なかのごう)のヤツボで、崖の中腹に水が湧いていて急斜面を下ったところに見られます(平成11年[1999]2月3日撮影)。                

 

大島・水場(みずば)のヤツボはほぼ昔の形態を残しており、地域の神社である日々(ひび)神社の御神水としても利用されたと伝えています。ヤツボには祠(ほこら)があり、竜が剣に巻き付いた倶利伽羅竜王(くりからりゅうおう)がまつられています(平成13年[2001]4月11日)。                  

 

大島・古清水上組(こしみずかみぐみ)のヤツボも、現在はヤツボの保護と安全のために石が敷かれて水深が浅くなっていますが、ほぼ当初からの形が保たれています(平成26年[2014]7月19日)。                

 

先の水場のヤツボでは倶利伽羅竜王がまつられていますが、ヤツボは水が湧くところにあり、水源をまもる神がまつられることもありました。次の写真は大島・古清水の横穴状に掘られたヤツボで、小さな祠が見えています(平成29年[2017]1月16日)。                  

 

ヤツボは田名にもあり、望地(もうち)地区の相模川へ下る坂の途中にあるヤツボもやはり池のように水を溜めています(平成20年[2008]11月2日)。                  

 

また、それほど大きくはないものの水が湧いている場所を見つけることもできます。写真は田名・半在家(はんざいけ)です(平成29年[2017]5月23日)。                

一般に市内の相模原地域は台地の上に集落が広がり、かなり深く井戸を掘らないと水が出ないなど、水の確保に苦労する地区もありました。それでも地域によってさまざまな方法で水を得ており、特に大島の中ノ郷・水場・古清水上組の三つのヤツボは、古くからの形態を良好に残すものとして市登録史跡となっています。

カテゴリー: 未分類, 民俗むかしの写真, 考古・歴史・民俗 | タグ: | 「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No82 ヤツボ) はコメントを受け付けていません

秋のさわやかウォーク

11月13日に大野南公民館の主催事業「秋のさわやかウォーク」が開催されました。相模原市立博物館の学芸員が境川の旧流路と関東ローム層の解説をしました。

境川にかかる森野橋の下で待ち合わせをしました。当日は快晴で、まさに「さわやかウォーク」を満喫できました。

まずは境川の旧流路を見学しました。下の写真の画面左下、緑のフェンスに囲まれたところが、旧流路です。後ろに写っているオレンジ色の橋が森野橋で、その下を現在の境川が流れています。

参加者の皆さんが見ている境川の旧流路はこんな感じです。この写真からもかつては曲がりくねりながら流れていたことがわかります。

現在の境川に沿って上流まで歩き、横浜線の鉄橋のところで、境川の川底の様子を観察しました。

境川で見られる礫(れき)は、約10万年前に相模川が上流から運んできたもので、境川の水量に比べると、大きな礫が含まれており、また、境川の上流には存在しない緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)の礫も含まれています。これらのことから、大昔には境川のあたりにも相模川が流れていたことがわかります。

境川の様子を観察した鉄橋のそばには、関東ローム層が観察できる崖があります。約10万年かけて少しずつ降り積もった火山灰が風化してできた地層です。ほとんどの火山灰は箱根や富士の噴出物ですが、崖の最上部には遠く九州から風に乗って運ばれてきた火山灰も含まれています。写真の中央に見られる黄色い帯状の部分は、箱根が約6万6千年前に大噴火を起こした時に降り積もった軽石の層です。

箱根の軽石層に近寄って観察することもできました。

近寄ると軽石の一粒一粒を見分けることができます。

身近にあるものの、普段はあまり気をつけて見る機会がなかった地形や地層に興味を持っていただくことができました。約10万年におよぶ相模野台地の生い立ちにロマンを感じた方もいらっしゃったようです。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 | タグ: , , | 秋のさわやかウォーク はコメントを受け付けていません

フェンスを彩る紅葉

博物館お隣の樹林地に沿って設置されているフェンスが見ごろです。
もちろん、フェンスそのものではなく、そこに絡みついたつる植物が紅葉しているためです。

ヘクソカズラの紅葉

特に、ヘクソカズラ(この植物の強いニオイから名づけられたのですが、ちょっとひどい命名ですね)は緑、黄色、橙色の葉が絶妙なグラデーションで並んでいます。

やさしい色合いが混じり合った紅葉(黄葉したヤマノイモも混じっています)

果実は黄金色。なかなかの演出です。

ヘクソカズラの果実と紅葉

こちらは紅葉ではありませんが、同じフェンスに絡んでいるセンニンソウの果実です。

センニンソウの果実

綿毛が柔らかくカーブしていて、拡大して見るとちょっとゴージャスです。

4つの果実が十字に付いています

サンバダンサーを思い出します。

両腕を広げたようサンバダンサーに見えます

木々の紅葉だけでなく、草の葉も美しく色づきます。道端の紅葉や、様々な形の果実を楽しんでみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 | タグ: , , | フェンスを彩る紅葉 はコメントを受け付けていません

晩秋の相模川

市内緑区の相模川では、カワラノギクが花のピークを過ぎましたが、まだまだ咲いています。

カワラノギク

薄紫色の舌状花(ぜつじょうか)がとてもきれいです。

カワラノギク

水辺では、ニョキニョキとガマが穂を伸ばしています。

ガマの穂

そのうちのいくつかの穂が盛大に“バクハツ”しています。熟した穂は、少しつまんだだけで、ねずみ花火を思わせるはじけ方で中身が出てきます。あたりにはガマの綿毛が漂っていました。

中身がはじけたガマの穂

晩秋は薄茶色のトーンが多い中で、ひときわ目立つピンク色がありました。カワラナデシコです。

カワラナデシコ

夏から少しずつ、秋まで咲く花です。こちらもそろそろ花期が終わります。
河原から見上げた段丘崖(だんきゅうがい)の上の方では、ケヤキが紅葉していました。

ケヤキの紅葉

あと半月ほどで、河原の木々の多くが葉を落とし、河原は冬を迎えます。

カテゴリー: 生きもの・地形・地質 | タグ: , , , , | 晩秋の相模川 はコメントを受け付けていません

「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No81・伝説⑩ デイラボッチ)

デイラボッチなどと称される大男の活動が、地域の特徴的な地形を作ったとする伝説は全国各地に分布しており、市内でも、JR横浜線・淵野辺駅南口駅前の中央区鹿沼公園の中にある鹿沼(かぬま)が有名です。

鹿沼公園にある説明板には、デイラボッチが背負ってきた富士山があまりに重いので大山に腰かけて休み、立ち上がろうとした時に踏ん張った足跡が、鹿沼と横浜線の線路反対側にあった菖蒲沼(しょうぶぬま)になったと記されています。

写真は現在の鹿沼公園(平成13年[2001]6月10日撮影)と、昭和39年[1964]の埋め立て前の鹿沼で、かつては葦(あし)が茂る湿地だったと言われる様子が分かります。なお、博物館の建設準備以前の昭和30年代の写真は、すべて『相模原市史民俗編』に掲載されたものです。

 

次の写真は、現在の青山学院大学付近にあたる菖蒲沼の跡の弁天社で、今は祠(ほこら)と由来を記した説明板があります。下は昭和30年[1955]の菖蒲沼です。                

 

また、現在の相模原ゴルフクラブ東側から北里大学病院のあたりには、窪地になっているところがいくつかあり、その中には、デイラボッチがふんどしを引きずった跡のフンドシクボと言われているものもありました。写真は、中央区青葉の窪んでいるところが始まっている付近です(平成5年[1993] 2月23日)。                   

 

このほかにも市内には同様の伝承があり、小田急線東林間駅の南側には窪地があってデイラクボと呼ばれ、デイラサマという大男が何かをまたいだ足跡とされていました(昭和33年[1958]撮影)。                   

 

さらに、緑区相原の「めいめい塚」は、地元の方が書かれた本などにはいくつかの異なる伝説があったことが記されており、そのうちの一つは、デイラサマが履く足駄(あしだ・高下駄)の歯の間にはさまった土が落ちて塚のようになったので、デイラボッチと呼んだと言います(平成18年[2006]4月28日)。                   

今回のデイラボッチは、相模原の代表的な伝説の一つと言えますが、実は、日本の民俗学の祖である柳田国男(やなぎたくにお)が論文の中で鹿沼などに触れており(「ダイダラ坊の足跡」・昭和2年[1927]など)、古くから注目されていた伝説が市内にもあったことを紹介しておきたいと思います。

カテゴリー: 民俗むかしの写真, 考古・歴史・民俗 | タグ: | 「写真で見る相模原~昭和・平成の生活と民俗~」(No81・伝説⑩ デイラボッチ) はコメントを受け付けていません