高齢者の入浴中の事故にご注意!
11月から4月までの寒い時期を中心に、高齢者の入浴中の事故が多く発生しています。
☆事故情報
入浴してから約20分後に様子を見に行くと、浴槽内で意識がない状態だった。追い炊きをしていたため、お湯はかなり熱くなり、顔面・背部等に深いやけどを負っていた。
☆事故を防ぐために注意すること
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖める
寒暖差などで急激な血圧の変動があると、意識を失うおそれがあります。
(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にする
42度で10分入浴すると、体温が38度近くに達し、意識障害で浴槽から出られなくなるおそれがあります。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにする
圧迫されていた血管が拡張し、意識障害を起こすおそれがあります。
(4)飲酒後、医薬品服用後、食後すぐの入浴は避ける
血圧の低下により、失神するおそれがあります。
入浴する前に同居者に一声掛け、異変があったときに早期発見してもらうことも重要です。
入浴方法に気を付け、寒い季節を乗り越えましょう。
☆詳しく知りたい
http://c.bme.jp/18/1744/306/426
(消費者庁HP)
相模原市消費生活総合センター 相談専用(042-776-2511)